梅雨の合間に。紫陽花と清掃活動

〜第18回社会奉仕活動〜

今月の社会奉仕活動は、JR平野駅北口からスタートしました。
天候は最高気温28℃、最低気温24℃と、夏の気配を感じる気温。梅雨の真っ只中で、作業直前までは小雨が降っていましたが、開始時にはすっかり雨も上がり、曇り空のもと気温は25℃。湿気はあるものの、雨上がりの涼やかな風が心地よく、清掃にはちょうど良いコンディションでした。
静かな朝の街には鳥たちの鳴き声が響き、どこか落ち着いた雰囲気に包まれていました。
作業中は風の影響でゴミ袋の口が開かず、ゴミを入れるのにやや苦労。また、雨で濡れたタバコの吸い殻やティッシュはちぎれやすく、丁寧な作業が求められました。植え込みにはツツジなどがしっかり茂っていたため、内部にゴミが入り込んでいる様子は少なく、整った印象でした。

今回の清掃エリアは幹線道路から少し離れていたこともあり、全体的なゴミの量は少なめでした。沿線の住宅の方が、玄関先で水まきをしておられたり、普段から地域の方々が環境美化に意識を向けていることが伝わってきました。
とはいえ、よく見ると細かなゴミが点在しており、こうした“見えにくい部分”をきれいにしていくことの大切さを改めて実感しました。
こうした地道な清掃活動は、街の美観を保つだけでなく、地域のつながりや共同体感覚を育む貴重な機会でもあります。
共に汗を流しながら活動することで、一人ひとりの意識が少しずつ変わり、街全体がより暮らしやすく、温かい場所へと変わっていくように感じられます。

帰り道、ふと目に入ったのは鮮やかに咲く紫陽花の花でした。
曇り空と湿気のある空気の中で、その凛とした美しさが際立ち、どこか心を癒してくれるような風景でした。
活動後の少し疲れた体に、自然が与えてくれる小さなご褒美のように感じられ、思わず足を止めて見入ってしまいました。
次回も、地域を美しく整えながら、心地よい街づくりに取り組んでまいりますので、ぜひご一緒にご参加ください!