夏の終わりを
〜第20回社会奉仕活動〜
今回の社会奉仕活動は、JR加美駅の北側から。
最高気温34℃、最低気温27℃の予報。作業開始時には気温31℃と、真夏の暑さを感じる一方で、時折吹き抜ける風が心地よく、空には晴れ間と雲が交互に広がる一日でした。
清掃を進める中で感じたのは、夏本番の勢いというよりも、お盆を過ぎて、季節が少しずつ移ろい始めていること。蝉の声も以前のような勢いはなく、数も減ったように思え、街の空気にはどこか落ち着きが漂っていました。
今回のエリアは駅周辺でしたが、道幅が狭く店舗などが少ないためか、全体的にゴミの量は少なく、比較的きれいな印象でした。それでもやはり、目立ったのはタバコの吸い殻をはじめとする細かなゴミ。小さなごみを一つひとつ拾い上げることは地味な作業ですが、それが街の美観を守る大切な積み重ねになります。
夏の終わりを感じながら取り組んだ今回の活動。街をきれいにするだけでなく、地域とつながり、共に歩む「共同体感覚」を実感できる時間でもありました。季節が移ろうように、街の風景も少しずつ変わっていきます。その変化を見守りながら、これからも地域に寄り添った活動を続けていきたいと思います。


