風と湿り気の中

〜第24回社会奉仕活動〜

今月の社会奉仕活動は、雨上がりの冷たい空気に包まれた朝から始まりました。最高気温は12℃、最低気温は6℃。夜間から降り続いていた雨は、作業開始の頃にようやく止み、空には重たい雲が残りつつも、活動できる状況となりました。風は強く吹いて、体感温度は天気予報の数字以上に低く感じられる寒い一日でした。

今回の開始地点は、区内にある大阪府立東住吉高等学校の前。現地に到着する前から、グラウンドの方角から部活動に励む生徒たちの力強い掛け声が響いてきました。朝の冷え込みや雨上がりの湿った空気をものともせず、声を張り上げる姿からは、若さとエネルギーが溢れており、自然と背筋が伸びるような気持ちになります。

清掃作業は、雨で湿ったゴミが多く、思っていた以上に手間がかかりました。タバコの吸い殻は水分を含んで路面に貼りつき、回収には慎重さが求められます。また、使い捨てカイロの包装ビニールなど、冬ならではのゴミも目立ちました。強い風にあおられ、ゴミ袋が大きくはためき、袋の口を押さえながらの作業はなかなか大変でした。

高校の周囲を歩いていると、足元にはどんぐりがたくさん転がっており、季節の深まりを感じさせてくれます。その一方で、外周沿いには犬の糞が定期的に見られ、雨の影響もあってか、アンモニア臭が漂う場所もありました。こうした状況に触れると、清掃活動の必要性と同時に、マナーや意識の大切さを改めて考えさせられます。

厳しい環境の中での作業ではありましたが、街をきれいに保とうとするこの時間は、単なる作業以上の意味を持っています。地域に暮らす人々、通う学生、通り過ぎる誰かのために手を動かすことで、自分自身もまたこの街の一員であるという「共同体感覚」を強く感じることができました。

冷たい風に吹かれながらも、少しずつ整っていく街の様子を見ていると、心の中には静かな達成感が広がります。これからも、天候や季節に左右されながらではありますが、地道な活動を続け、誰もが気持ちよく過ごせる街づくりに少しでも貢献していきたいと思います。次回の活動も、どうぞよろしくお願いいたします。