隙間に目を向けて
〜第27回社会奉仕活動〜
今月の社会奉仕活動は、曇り空の広がる朝の中で始まりました。
最高気温は13℃、最低気温は6℃。作業開始時の気温は10℃と少しひんやりとした空気でしたが、空はときおり雲の切れ間から光が差し込むような、曇り時々晴れの穏やかな天候でした。風が吹くと肌寒さを感じるものの、清掃活動を続けているうちに体が温まり、次第に少し暑いと感じるほどになりました。
今回の清掃では、大きく目立つゴミはほとんど見られませんでした。
いわゆる“地味なゴミ”が中心で、特に多かったのはやはりタバコの吸い殻です。小さく軽いゴミですが、数が増えるほど街の印象を損ねてしまいます。ひとつひとつは些細なものでも、それらを丁寧に拾い集めていくことで、街の景色は確実に整っていくのだと改めて感じました。
今回印象に残ったのは、自動販売機と住宅の間にある、少し空いた土地のといった場所です。普段は人目に付きにくいその隙間のような場所には、細かなゴミが思いのほか多く落ちていました。タバコの吸い殻や小さな包装の切れ端などが、風に集められるように溜まっており、こうした場所こそゴミが集まりやすいのだということを実感しました。
一見すると街はきれいに見えていても、少し視線を落としたり、普段あまり意識しない場所に目を向けてみると、さまざまなものが見えてきます。そうした小さな気づきの積み重ねが、清掃活動の意味をより深めてくれるように感じます。
こうして街を歩きながらゴミを拾っていると、自分たちがこの地域の一員として関わっているという実感が自然と湧いてきます。街をきれいに保つという行為は、単に環境を整えるだけではなく、人と街、人と人とをつなぐ「共同体感覚」を育む大切な時間でもあるのだと思います。
穏やかな空気の中で行われた今回の活動は、派手さこそありませんでしたが、足元に目を向けながら街の細かな変化に気づくことのできる時間となりました。これからも一歩一歩、地域の景色を整える活動を続けていきたいと思います。
次回の社会奉仕活動も、どうぞよろしくお願いいたします。




